赤ちゃんのスキンケアは生後24時間以内に始めましょう

 

赤ちゃんの肌のバリア能力は?

 

新陳代謝が盛んで汗っかきの赤ちゃんですが、実は赤ちゃんの皮膚は大人よりずっと薄いのです。ですから、毎日のお風呂で洗うと、その皮膚のカバーが落ちてしまい、肌のバリア能力が落ちてしまいます。

 

肌のバリア能力が落ちるということは、アレルギーの原因となる物質やばい菌などが侵入しやすくなり、肌トラブルを起こす可能性が高くなるということです。
これを防ぐ為に、赤ちゃんにもスキンケアがとても大事なのです。

 

また、スキンケアというと、大人は特に冬の乾燥への対策を考えると思いますが、赤ちゃんは上記のような理由で、1年中お風呂に入ったらスキンケア=保湿が必要です。
夏は汗をかくから、保湿をしたらべたべたになって却ってあせもなどが出来るのではないかと考えがちですが、赤ちゃん用の低刺激のスキンケア商品が沢山出ていますから、それを季節に合わせて塗る商品や塗る量を変えれば良いのです。

 

赤ちゃんは汗は沢山かきますが、皮脂の分泌量は頭皮やおでこは多いですが、顔やお腹は殆どゼロであることが最近わかってきました。
ですから、これ迄は生後2か月までは赤ちゃんのスキンケアは要らないという説が取られていましたが、現在は元々赤ちゃんは皮脂の分泌が少ない上に、生後2か月を過ぎると、全身の皮脂の分泌量がぐんと減り、肌が乾燥しやすくなるということがわかってきたので、早くからのスキンケアが勧められています。

 

つまり、赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚と比べると薄くて保水力が低く、皮脂分泌量も少ないのでバリア能力が低いということです。

 

スキンケアを始める時期

 

では、赤ちゃんのスキンケアはいつから始めると良いのでしょうか?
それは、実は生まれて24時間以内に始めるのがベストなのです。

 

赤ちゃんが生まれた時、身体にバターのような白い脂が付いていますね。予定日より早く生まれた赤ちゃん程多く付いていますが、この脂は「胎脂」と呼ばれ、赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいる時、体温を維持したり、抗菌効果、また肌に潤いを与えたりしていると言われています。
この胎脂ですが、お風呂で洗い流さなくても、生後24時間以内に自然に無くなると言われています。
これは、それまで赤ちゃんの肌を守っていた胎脂が取れてしまうので、この世に生まれたばかりの赤ちゃんの肌がどんどん乾燥し始めることを意味します。

 

そこで、赤ちゃんのスキンケアは現在では生後24時間以内から始めるのが良いとされています。
皮脂が分泌されやすいおでこなども、お風呂に入った後は乾燥していますから、スキンケアが必要なのです。

 

ただ、お母さんがそう願っても入院中は赤ちゃんの入浴は病院側がするので無理でしょうから、退院後からすぐに赤ちゃんの肌の保湿を始めましょう。

 

スキンケアをしないと

 

赤ちゃんは小さいですが、汗腺の数は大人と同じです。だから、赤ちゃんは汗を沢山かくのです。
これをお母さんが、「赤ちゃんは汗っかきだから」とか、「今は夏だから」とスキンケアをしないと、赤ちゃんの肌がカサカサしたり、ひび割れてきます。

 

生後早くからスキンケアをしていると、このカサカサが防げるだけでなく、皮膚のバリア機能が早くから出来上がるので、将来アトピー性皮膚炎等の肌トラブルを起こす確率も低くなり、綺麗な肌を保つことが出来ます。

 

汗は皮脂と違い、保湿機能も肌を守る機能もありません。
おかあさんはこのことをしっかり認識し、赤ちゃんの肌を生後すぐから保湿するようにしましょう。
肌のバリア機能は3歳までに形成されると言われます。赤ちゃんのスキンケアを早くから始めると、このバリアがしっかりと形成されるので、赤ちゃんを酷い肌トラブルから守ることが出来ます。